極上海産物

さけ・いくら ぷりぷりのいくらと脂がのった上質なさけ

さけは重茂川などに遡上して産卵し、ふ化した稚魚は川を下り太平洋に旅立って行きます。
3~4年の長い旅から、再び生まれ故郷の河川に戻ってきて産卵するのですが、
この母川回帰の習性活用し、重茂漁協ではさけのふ化放流事業を行っています。
秋からはさけの定置網漁も行い、大型で肉質が良くて脂がのったさけと、新鮮ないくらをお届けします。

さけ・いくら漁師 中村圭志さん 平成3年生まれ 29歳(里)

重茂漁協では、重茂川に遡上する鮭を捕獲して卵を採種し受精・ふ化させ稚魚の放流を行ない資源保護に取り組んでいます。いくらの加工作業は新鮮なものを厳選し漁協独自のタレに漬け込んで作ります。いくらも鮭のフィーレも鮮度が大事なので、港の近くに加工場がある重茂はいいものができる環境にあります。大学を卒業してから4年間陸上自衛隊に勤務していたんですが、数年前に重茂に戻り今は漁協の定置網船に従事したり、家の漁をしています。定置網は9月から1月までで、季節によって魚種が変わり11月~12月には大きな鮭が入りますね。午前3時に港を出航し、2隻に約30人が乗り組んで漁を行ない、網起こしが終わると宮古の魚市場で水揚げします。重茂の定置網に入る鮭は大きく太っているように思いますね。

網起こしが終わって番屋で朝飯にでる獲れたての鮭や、網に入った鮭を買って自宅でいくらの醤油漬けにして食べるんですが、最高に旨いです。

重茂では各家庭で新巻鮭に加工して保存していて、私も小さい時から毎日のように食べていました。身が厚くて食べごたえがあり大好きでしたね。フィーレは食べやすく加工されているのでどんな料理にも合うと思います。

さけ・いくら