重茂漁協では、重茂川に遡上する鮭を捕獲して卵を採種し受精・ふ化させ稚魚の放流を行ない資源保護に取り組んでいます。いくらの加工作業は新鮮なものを厳選し漁協独自のタレに漬け込んで作ります。いくらも鮭のフィーレも鮮度が大事なので、港の近くに加工場がある重茂はいいものができる環境にあります。大学を卒業してから4年間陸上自衛隊に勤務していたんですが、数年前に重茂に戻り今は漁協の定置網船に従事したり、家の漁をしています。定置網は9月から1月までで、季節によって魚種が変わり11月~12月には大きな鮭が入りますね。午前3時に港を出航し、2隻に約30人が乗り組んで漁を行ない、網起こしが終わると宮古の魚市場で水揚げします。重茂の定置網に入る鮭は大きく太っているように思いますね。