極上海産物

こんぶ 清い怒濤に洗われた、ミネラルたっぷりのこんぶ

重茂のこんぶは、半島の複雑な地形と寒流と暖流が混じり合う激しい潮流や海水の移動が多い荒波の中、
海水に含まれるたっぷりのミネラルと太陽光を浴びて育ちます。
採れたてをすぐに加工するので味や風味はそのままに。
重茂産こんぶは、巾広で柔らかく味が良く栄養とミネラルを豊富に含む健康食です。

こんぶ漁師 山崎大介さん 平成1年生まれ 31歳(音部)

重茂ではこんぶの種を漁協が作り、11月の中旬から養殖場で種子の付いた垂下縄の沖出し作業をします。こんぶも間引く作業が必要で、小正月頃から約1カ月その作業が続きます。我が家の場合はロープを2段桁にしていて、こんぶ桁を舟に上げて熱湯をかけて処理しています。かなり手間がかかるんですが、そうするとこんぶの生育も品質的にも、ものすごく良くなるんです。
4月末からはこんぶの株に付いた雑草を取る作業を行い、連休明けから6月上旬は生こんぶや塩蔵こんぶ用、肉厚で幅の広いこんぶは干しこんぶ用に収穫をします。

こんぶの養殖で気を使っていることは、雑草をきちんと取り除くこと。わかめとこんぶを養殖する2段桁の、こんぶ桁の入替作業の処理をするのは自分が中学校の頃に始めたと記憶しています。桁の入れ替え作業は体力的にも大変な作業なので、他の産地での実績を見聞きして父親が始めました。こんぶの目方も増え収穫箱数もかなり増えていると思います。一枚一枚の身入も黒光り度もあり手応えが違います。もちろん味にも差が出ていると思います。重茂のこんぶは煮物には欠かせないのでぜひ皆様方に味わってもらいたいです。

こんぶ