極上海産物

うに 至高の味わい、重茂のうに

重茂のうには、3~5年ものが中心で、口に入れると舌の上でとろけ磯の香が広がる至福の味です。
初夏からは生食で、通年では塩うにで食されます。
また、あわびの貝に盛り丁寧に直火焼きした「焼うに」は重茂の名産で、
軽く温めるとうにの風味がいっそう増して美味。
食卓に、お酒のおつまみに、贈り物にも喜ばれます。

うに漁師 加村友和さん 平成1年生まれ 昭和60年生まれ 35歳(仲組)

6月から8月の間に、うに口開け(解禁日)は15回程度と、漁の開始時間が決まっていて自分は口開け1時間前に1人で港を出て漁場を目指します。朝5時の開始時間に合わせて箱めがねとタモのついた竿を操って3年物から5年物のキタムラサキウニを収穫します。今は収穫量が決まっていて2時間の操業で身入の良いうにを捕るには、事前の浜見(漁場の確認)が大事で、うにや餌となる海藻の状態を確認したり、他の舟がいない場所で漁をするなど腕の差が出ることもあります。

波が荒く潮が早い外洋のわかめやこんぶを食べて育つ重茂のうには、身入りもよくて身が厚く味も濃いと思います。ブランドにもなっている重茂名産の珍味である焼うには、捕りたての新鮮なうにを割り、丁寧に内蔵を取って焼き上がりが120g以上になるようにあわびの殻に盛りつけ蒸し焼きにします。

自分が小さいころから我が家ではご飯にまぜてうにごはんにしています。保管も冷凍なので日持ちもするので食べたいときに解凍し、温めると風味も出るのでそのままお酒のつまみとして食べるのがちょっと贅沢だけどすごく旨いと思います。